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愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜

「二人じゃなくて皆で……って、眠ったか……」
私の間抜けな返事にそう答えているのが聞こえたのか最後。
せっかくサンタの格好をしているのに、サンタの仕事もせずに眠ってしまった。
何度も絶頂を味わうようなセックスをして、お酒を飲んだせいだ。
早く眠ったから、目が覚めたのは午前四時を過ぎた頃だった。
肩まで布団を被ってベッドで寝ていたからソラ先輩が運んでくれたと思われる。
まだ体が重いし、腹筋と股関節も痛い……。
どうやら今日は筋肉痛と向き合わないといけないようだ。
体を起こしてベッドから出ようとすると、枕元にサンタの長靴のような入れ物が置いてあった。
サンタがきた……!っと子供ならはしゃぎそうだけど、これはきっとソラ先輩からのクリスマスプレゼント。

