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愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜

「そうですね。とりあえず近くの駅前に見に行きましょう」
「分かった。駅前を見るんだな。遅くなると塑羅緒くんが心配すると悪いから連絡しておくといい」
「もちろん会社に戻ったら連絡しますよ。お昼は割と彼氏とLOINEをしているので」
「そうなのか……。仲がいいな……。それにしても乙羽と出掛けるのは久しぶりになるな。北海道に出張した時以来か」
「懐かしいですね」
「あの時も思ったが乙羽は大胆……」
歩いている途中、課長の肩がトンッと当たったけどすぐに離れられる。
足が滑ったのかと思いきや、陸田さんが体を押したようだった。
「課長ー!乙羽さんとデートの約束ですか?」
「陸田……、今の話を聞いていたか……?」

