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第54章 想いと青春の絆

周りに人がいないことを確認した後に私が触れたのはソラ先輩の股間。


ズボンの上から手で包むように触って確認してみたけど柔らかくて安心した。



「それにしてもだいたんだね……」


「えっ！？抱いた……！？」


買い物に出掛けた時に課長に言われたことを思い出してつい反応してしまった。


股間に触れたまま驚いた顔をしていると、ソラ先輩が少し眉を寄せて首を傾げる。



「ん？風子がいきなり大胆に触ってくるから」


「あっ、そういうことですか！えっと、さっきの女の声で勃ったのかなって思って」


聞き間違ってしまい焦った私は急いでズボンから手を放した。



「つまり風子はそのくらいで興奮するんだ。俺よりエッチだね」


「もう！ソラ先輩ったら、からかわないでくださいよ。嫉妬しそうになったんですからね」