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愛おしいキミに極甘な林檎を
第56章 あなたを愛しているから……



「それは……、そうだな……」


晴れた夜空に吹く冷たくも透き通った風が髪を僅かに揺らした時、私は後ろを振り返って課長の方に身体を向けた。



「郁哉さんは大事な友達を裏切ってもいいんですか?」


「なっ……」


問い詰めながら顔を覗いてみると瞳が揺らいでいるように見えた。



「それとも友達じゃなかったんですかね……。私の彼氏と出会ったって聞いた時、とても嬉しそうに話していたのに……。彼氏も友達ができて喜んでいたんですよ」


「友達か……」



「これから後ろめたい気持ちで暮らすようになりますね……。
……ってすみません。責任を取るって言ってくれたのに……」



責めるように言うと、どうしてなのか課長は表情を緩めて小さく笑うから私は少しドキリとする。


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