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愛おしいキミに極甘な林檎を
第59章 ふたりからひとつへ



近くの棚に飾ってあるプロポーズの時にもらった百八本の薔薇が綺麗に入っている箱を見て頬を緩める。


綺麗に咲き誇る赤いバラは加工してもらったから枯れることがなくてずっとこのまま。


こんなにも幸せな未来が待っているんだから人生捨てたものじゃない。


またゆっくり思い出していこう。


今は焦らなくても私の傍にいてくれるのだから……。



段々眠くなってきたから、ベッドに行く前にトイレへと向かった。


トイレットペーパーで秘部を拭くと膣内に出された精液がまた垂れてくる。


私の心と身体はソラ先輩でいっぱい……。


愛する人に支配された自分の身体に満足している。



でも……妊娠していなくてホッとしている自分もいた。


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