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愛おしいキミに極甘な林檎を
第59章 ふたりからひとつへ

ケーキを食べ終えたのを見計らって私をソファからベッドの上へと連れて行くソラ先輩。
広々としたそこに仰向けになると、スプリングが効いていてとても寝心地が良い感じがした。
ゆっくりとしている暇もなく股の間にソラ先輩が入って覆い被さってきて情欲がそそられていく。
「何人も子供を産ませたくないってことですか?」
「この条件のことで悲しむような思いをして欲しくないってこと」
顔を近づけられて目を閉じると触れる触れないかくらいそっと瞼にキスを落とされた。
目を開けると今度は唇に生暖かい唇を重ねてくる。
「悲しいですかね……?一緒にいられるのには変わりないんですよ?」
「でも従うとなると、普通の新婚生活はできないよ?」

