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愛おしいキミに極甘な林檎を
第60章 夢見ていたシアワセの未来

生理が終わった今日は我慢していたことが心置きなくできる日だ。
二、三日の間、服で隠している肌には触れられなかったからかいつもより敏感になっている。
肩を掴みながら下唇をそっと何度も挟んでくるキスも酔ってしまいそうなくらい気持ちいい……。
髪の毛を乾かし終えてベッドの上に乗った後にソラ先輩が私を誘ってきたから、座ったまま愛を確かめ合っている。
でも堪能するような口付けを交わしているうちに力が抜けてきて、横になりたい気分になってきた。
「今日はエッチしていいんだよね?」
「はい。解禁します」
待っていましたと言わんばかりにニッと笑うとソラ先輩は私を枕元へ誘導してくる。
ゆっくりと私の体を倒しながら、そっと枕に頭も下ろしてくれた。
「ソラ先輩って私の扱い方がいつも丁寧ですよね」

