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愛おしいキミに極甘な林檎を
第61章 真実の愛と花嫁の決意



朝から何ともなかったのに、手に汗をかくほど焦ると共にズキズキとおでこの辺りが痛くなってきた。


「風子……」


私の手の甲に手を重ねて心配そうに顔を覗いてくるソラ先輩と目が合って、答える勇気をもらった私は正直に話すことにした。



「すみません……。何も覚えていません……」


「は……?真面目に答えていただきたいのですが……」


「この人たちが誰なのか分からないですし、本当に何も思い出せないんです……」


何度か私の発言を疑われたけど、ショックで思い出せないと理解してもらえてビジネスマンのような格好をしていた二人は出て行った。


そして再びソラ先輩と過ごせる時間がやって来た。


面会終了時間まであと三十分も残ってないから今日は他にやって来る人もいないと思う。


「ねえ、風子。ひとつ聞いていいかい?」


「はい。なんでしょう?」



「もしかして今までの記憶もなくなってる……?」


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