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愛おしいキミに極甘な林檎を
第61章 真実の愛と花嫁の決意

「ごめんね、風子。俺も理人さんと二人っきりになりたい」
ソラ先輩まで……!?
私が何もしてあげられていないから、性癖が拗れてしまったとか……?
そもそもいつの間にソラ先輩と理人さんはそこまで深い仲になったんだろう。
でも男である理人さんなら嫉妬もしないし、許せる……って私は何を考えているんだ……!そんなはずはないに決まっている。
「わっ、分かりました……。薬が効いてきて眠くなってきたので先に寝てますね。おやすみなさい。……ごゆっくり」
とりあえずここは空気を読もう……。
風呂は入浴中に何があっても大丈夫なように母がいる時に済ませてあるから寝る準備してあるようなものだ。
寝室のベッドまでソラ先輩に連れて行かれると、布団を掛けてくれてその後に軽めのキスを落とされる。
「おやすみ。……ごめん」

