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愛おしいキミに極甘な林檎を
第62章 愛おしいあなたに……



新郎であるソラ先輩の元へと辿り着き、手を重ねられて父から離れるとなんだか寂しい気もした。


歩き出す前は嬉しそうな顔をしていたのに涙脆い父はバトンタッチした後に泣いてしまっていた。


母から話を聞くには私は乙羽家の両親には十六歳の頃から養子になったらしい。


事件があった後に入院していた時は両親は病院に毎日お見舞いに来てくれた。


血が繋がってなくても自分の子供のように愛してくれていることを感じていたから心から感謝している。



そしてソラ先輩と一緒に歩き出した時、やっと結婚する実感が湧いてくる。


目が覚めた時には既に入籍していたから夫婦になっていて、この現実を受け入れようとしていたけどまだ少し時間が掛かりそうだった。


思い出してしまえばすぐに受け入れられたんだと思うけど……。


そう簡単に実感が湧かないのは共に暮らして夢のように幸せだから……。


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