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愛おしいキミに極甘な林檎を
第64章 番外編:危険な逆ハーデート

「花城さん、風子さんがいる方を見てはいけません……。混浴でそういうことをする輩は“ワニ”と呼ばれるそうです」
「ワニか……。オレはアリゲーターではなく、この場では紳士でいなければ……。オレは紳士、オレは紳士、オレは紳士……」
「あら~、風子ちゃんは三匹のワニに囲まれてるってわけね。既に一匹のクロコダイルに食われそうだけど」
「そうなると俺がクロコダイルか」
「ソラ先輩がやってることはワニよりも厳しいですから大魔王でいいと思います。
はぁっ……、はぁ……。さっきから…気持ちいいですし……」
「……ここでそんなに色っぽい声を出すのは禁止だよ」
他の三人に聞こえないように耳元で囁かれた時、耳に息が掠って体がビクッと震えた。
程よく筋肉があって男らしい腕や脚。スマートな体型で、鎖骨周りの首筋もセクシーで綺麗な肌に滴るお湯と汗。
どれだけ色気を秘めているか知っているから見なくても分かる。

