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愛おしいキミに極甘な林檎を
第64章 番外編:危険な逆ハーデート

愛しいソラ先輩に背後から強く求められ、動けないほど拘束されていて私は興奮していた。
「ソラせんぱいっ……、そんなにしちゃ……。んん……」
我ながら変態だと思う。ワニが向けるような危険な眼差しからしっかりと、守られているこの状況に感じてしまっているのだから。
「まさか濡れていたりしないよね?」
「っ……、んっ……」
理人さんと那砂さんはお湯を掛け合っていて、課長は“オレは紳士だ”と必死に唱えている。
三人が取り込んでいる隙を狙ってソラ先輩は私の秘部に触れてきて、指で前後に擦って濡れ具合を確かめてきた。
低い声量で話してくるから何を言われているのかはバレていないと思う。
「これはどういうことかな」
「濡れて…ないですよ……?」
でも触られた時、明らかにぬるりとしている感じがした。
きっと温泉の成分でヌルヌルしているだけだと思いたい。

