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第64章 番外編:危険な逆ハーデート

まさかこの状況を課長と理人さんと那砂さんに教えてしまうなんて信じられなかった。


他の男が近くにいるところでエッチなことをされて気持ち良くなっている私を教えるなんて……。


「どうしてっ……。んっ……」



「そうなのか……。乙羽はこういうのでも声を出して気持ちよさをアピールするんだな」


「風子さんですからね。こういう事をして僕らの前で声が出てもおかしくないでしょう」



「自然とそうなるんじゃないでしょうか。俺も気持ちいいですから」


「塑羅緒くんも気持ちいいのか。……やはり皆で気持ちよくなるのはいいな」


紳士になると言っていた課長までなんて変態なことを言っているんだろう。


しかも、誰もがその発言を否定しないから本当は複数プレイに興味があるのか疑ってしまう。



独占したがっていたソラ先輩まで認めるとは、温泉で心が癒されて寛大になっているんだろうか。


いつ他の男に裸を見られてもおかしくないこの状況で、感じている私を目にして気持ちよくなっているなんて……。

鬼畜度が斜め上にいっている。



「ソラせんぱいっ……、侵される私を見てそんなに…気持ちいいんですか……？」