この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第64章 番外編:危険な逆ハーデート

「全部です。……事故とはいえ、彼氏に知られたら明日は仕事に行けませんね」
なぜなら他の男の肉棒を見てしまったと知られたら激しいお仕置きをソラ先輩にされるからだ。
この状況になってしまったことでさえグレーだというのに。
見えたのは偶然だとしても嫌味を言うように課長を責めるのは、直属の部下である私を厭らしい目で見てきたから。
喧嘩をするきっかけになってしまうのが嫌だからソラ先輩がいる前でそれはやめて欲しい。
「本当にすまない。……乙羽は大丈夫だぞ!塑羅緒くんにしか裸は見ていないから安心しろ。オレたちは後ろを向いていたからな」
「よかった……」
流石、独占欲が強い私の彼氏だ。ピンチになったからといって彼女の体を無闇に他人に体を見せたりしない。
私が気を失ってから何とかして適切な対応を取ってくれていたことが目に見える。
「オレに裸を見られたことがあるというのにもう見せたくないんだな」

