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愛おしいキミに極甘な林檎を
第65章 番外編:Totus tuus


「なくしませんよ」


私の言ったことがどこかおかしかったのか、赤信号で止まっている間に顔を向けてくる。


「はぁ……。ウエディングハイにでもなってるんですか?

塑羅緒さんを恨む人たちから風子さんは狙われているんですから人一倍に気をつけてくださいよね」

「もちろんです」



「花城さんにはもう家まで送ってもらっていないんでしたっけ?」


はな……?


その苗字を聞いた時、ほんの少しだけフリーズした。


疲労でよく回らなくなっていた頭が台詞の意味を理解すると、消えかけていたことが再び浮かび上がる。



「ああっ!郁哉さんで悩んでいたの忘れてたー!」


「いきなり大声を出さないでくださいよ。僕は運転中なんですから。
……そういえば、昨晩、花城さんから電話がありましたね」


「えっ!?なにを話したんですか!?」


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