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愛おしいキミに極甘な林檎を
第33章 綺麗になったキミに……



「あ……、でもひとりで大丈夫?やっぱり一緒に行こうか」


「時間も惜しいですし、子供じゃないんですから任せてください」



ソラ先輩のことを見失う事がないように急いで気になるものを買いに行った。


わたあめ、りんご飴、たこ焼き、チョコバナナ……ひとつずつ買ったから分け合って食べる予定だ。


最後にお好み焼きを買って戻ろうとした時、知らない男に肩がドンッとぶつかる。


この人の多さだから軽く当たることならあるけど、強く当たられたからわざとされたような感じだった。


「すっ、すみません……」


「いってぇな!服にビールがかかったじゃねーか!」


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