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挿れてもいいですか?
第1章 挿れてもいいですか?
「挿れてもいいですか?」

眼前に迫る椎名の真剣な面持ちに、藤野は視線を逸らすことができずにいた。
授業開始のチャイムは、もう疾うに過ぎてしまい、教室から離れたこの図書室には、誰も来る気配はない。
硬い閲覧机の上に押し倒されてはいるものの、それを囲う椎名の手足はやわらかい。

「ねえ。いいでしょ。」

熱い吐息が唇に触れる。同時に、藤野は自分の額にかかる、椎名の柔らかな前髪を意識した。
(触りたい。)
ずっとそう思っていた相手が、今、目の前にいるのだ。
その頭を、この胸の中に抱きしめたい。
そして、柔らかな髪を心行くまで撫でていたい。
椎名のことだ。きっとこの胸に、頬を摺り寄せてくるに違いない。

「椎名くん……」

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