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空洞
第2章 相田 樹(あいた いつき)
1.出張


信号待ちをしながら、樹は汗を拭う。
夏の太陽がジリジリと路面を焦がし、その熱気が身体に反射する。

向こう側の信号待ちをしてる人々も、一様に汗を拭ったり、手の平で顔を仰いでいる。

「部長、夕方になれば、少しは涼しくなりますかね?」
「こう暑くちゃ参るよな。
早く仕事終わらせて、うまいビールが飲みたいよな。」

樹の隣にいるのは、会社の新人の若瀬 渚(わかせ なぎさ)。
樹は出張で、数人の部下と週末までの予定で関西に来ていた。

「若瀬、今夜は好きなもの奢ってやるからな。」
「本当ですか!頑張ります!」
渚は嬉しそうにガッツポーズを決めて、汗を拭った。
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