この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
空洞
第2章 相田 樹(あいた いつき)
樹は、飲み足りない部下達を置いて、一人ホテルに向かって歩いていた。

夜になり昼間の暑さはひと段落したが、歓楽街の独特の匂い、多国籍な人種が入り混じり、色々な言葉を交わしながら通り過ぎる。
関西一の歓楽街は、昼間とは全く別の熱気を帯びていた。

部屋に着いて、窓を開けると生温い風が室内に入ってきた。
エアコンの室外機の機械音や、車のエンジン音に混じって、蝉の鳴き声が聞こえる。

蝉の鳴き声にしばらく集中すると、
決まってあの夏の終わりが鮮明に蘇ってきた。
/61ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ