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空洞
第4章 花奏-second
「そっか…下村さんらしいね。」
花奏がふふっと口元を緩ませた。

「色々準備とか大変かも知れないけど、よろしくな。」

―――チュッ

と花奏のおでこにキスをした。

「樹、最近機嫌良いんだね。出張でなんか良いことあったの?」
何気なく言ったつもりだったのに、その時一瞬だけ樹の顔から笑みが消えたのに気が付いた。

「別に、出張はいつもの通りだよ。花奏としばらく離れたから嬉しいだけだよ。」
「本当?嬉しいな…」
花奏は気づかないふりをして、樹にぎゅっと抱きついた。


「出張中にね、裕子に遊んでもらったの。
そしたら、裕子が私と樹の子供がいたら可愛いだろうな~って。」

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