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金曜日
第14章 新たな事実



《あかりちゃん?》



明るい母の声がする



「うん、ママ今大丈夫?」



《今ね、アップルパイ焼いてるのよー、食べに帰ってらっしゃい?》



「うん、あのね、話があるんだけど」



《なぁに?改まってー(笑)》



「あのね、明日ー、パパお家にいるかなー?」



《明日は大きなイベントも入ってないし、いるんじゃない?》



「あのね、、、あの、、紹介したい人がいるの、、、」



《、、、男の人、連れて来るってこと?》



母が息を飲んだのが聞こえた



《いいわよ、ママ、協力するわ!》



《パパを家に居させればいいわけね?》



《あかりちゃん、任せて、ママ、頑張るから!》



よくわかんないけど、母はかなり興奮しているみたい(笑)



「うん、明日何時ならいい?」



《何時に来るの?決めてないなら15時にしましょう!》



《ケーキ焼かなきゃ!お夕飯も食べて行くでしょ?》



《いやーん、忙しくなるわー》



《あかりちゃん、楽しみにしてるから、気をつけて来るのよー!》



《明日ねー!》




プツッ



一方的に切れた



母はイベント事が大好きな人なので



勝手に盛り上がり、切れた(笑)



「翔大さん、明日ね15時だって」



『おぅ、わかった』



翔大さんは緊張していたのか、ふぅーっと息を吐いた



『やべー、やっぱり緊張するわ(笑)』



「翔大さん、本当に私で、、、」



翔大さんが私をギュッと抱きしめ



『私でいいの?とか、聞く?』



『俺はお前しかいないから』



『まだ、信じない?』



『こんなに好きなのに?』



『Hの相性も最高だと思うけど?』



そう言って、私の耳を舐める



「あんっ、」



『今からしていい?』



耳に口をつけて囁くので



私は子宮がキュンとなるような痺れを感じた





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