この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第3章 愛する男の正体~再会~
 廊下を拭いていた手をしばし止め、物想いに耽っていたオクチョンはハッと我に返った。庭沿いの壁にはめ込まれた大きな障子窓に、羽ばたく鳥の影が映じ、次いでバサバサっという大きな羽音が聞こえた。






 あの一件―暑気当たりで倒れかけていたところを介抱して以来。大王大妃は何かとオクチョンを自室に招いては、お茶を淹れさせたり、話し相手をさせる。時には横になった大王大妃の足腰、肩を揉んだりして、この不遇な身の上の高貴な女性を歓ばせた。今やオクチョンが大王大妃の〝お気に入り〟であることは、この宮で知らぬ者はいない。
/3660ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ