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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第8章 不測の淵
 華やかな牡丹色の座椅子にゆったりと座った大妃は、既に四十近いはずだが、本当に美しい。その衰えぬ美貌は、さながら艶やかな緋牡丹のようだ。やはり血を分けた姪と叔母らしく、ちょっと見には亡き王妃が生き返ったかと錯覚しそうになるほど似ている。





 ただ仁敬王后は、楚々とした白牡丹の風情であったのに対し、大妃は婉然と咲き誇る派手やかなピンクの牡丹といったところか。
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