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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第8章 不測の淵
 大妃の居室はいかにも派手好きらしく、華やかなしつらえであった。部屋のあちこちに虹を織りだしたような七色に輝く紗の帳が垂れ、蝶の壁飾りが垂れ下がっている。





 壺には深紅の薔薇が数十本ほど束になって無造作に投げ入れられている。その壺も清国渡りらしく、金彩で縁取られた表面には極彩色で精緻な模様が描かれていた。壺一つで平民の一家がゆうに一生暮らせるだけの値打ちがあるくらいはオクチョンにも判った。
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