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夢の欠片(くすくす姫サイドストーリー)
第1章 前編
「しばらくは、大丈夫ですわ。お会いしてお詫びするのにどのくらい時間がかかるか分からないから、お茶を飲みながら待っているように伝えましたので」
「そうか…」
男は夫人の髪に顔を埋めて、頬擦りしました。
思いが通じた今は、どんなに短い逢瀬であっても、二人にとっては貴重な時間でした。

「私は、貴女に嫌な思いは一つたりともさせたく無い。もし私のすることで嫌だと感じる事が有ったら、必ずすぐに教えてください」
「はい……ぁ、んっ…」
夫人は、微笑むように口元を綻ばせて、男の口づけを受けました。
夫人が口づけに夢中になっている間に、男は胸元を少し緩めて、そこからそっと手を忍ばせました。
豊かな乳房は張りが有り、愛らしい尖りは愛撫を加えるとすぐにつんと立ち上がって応えてくれました。
「あ…ふ…」
驚かせないように全体を優しく揉みさすりながら固くなった先端も時折刺激してやると、夫人は男の手の動きに合わせるように、息を荒げ始めました。

「あっ…なんだか、へんっ…んっ…こんな…」
「今までこの様にされたことは、無いのですか?」
男は、夫人の人妻らしからぬ物慣れぬ初心な様子に、浮かんだ疑問をつい口に出してしまいました。しかし、今までの経験を聞くということは、夫人と夫の交わりに付いて尋ねている、という事です。睦み合っている最中に、相手に聞くようなことでは有りません。
「いや…今の言葉は取り消します。不躾でした、申し訳無い」
男が謝ると、夫人は悲しげに眉を寄せながら、微笑みました。

「いえ…私、嫁ぐまで、何も知らなくて…」
夫人はそこで言葉を切ると、はぁっと切なそうに息を吐きました。
「…初めての時、今から夫婦になると言われて、軽く口づけされて…そのまま、中に」
「何ですって?!」
(処女にいきなりか?!酷ぇ奴だな…!)

「それは…なんて事を」
「それが普通では、無いのですか…?夫は、満足してくれた様で、すぐ眠ってしまいました。私も、妻の役目を果たせて、ほっとしました。痛くて、辛かったけど…それからも、ずっと、そんな風ですわ…」
男は夫人の話を聞きながら、また柔々と夫人の肌をまさぐり始めました。
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