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夢の欠片(くすくす姫サイドストーリー)
第1章 前編
「…だからっ…こんな風に、触られるのも…あんな風な口づけも、初めて…」
(クッソ…最低な野郎だな…何も知らねぇ女を、ずっとそんな風に扱うなんざ…)
生涯ただ一人の相手として娶された男に身勝手な仕打ちを受けながら、それが普通だと思って耐えて来た夫人の健気さが、男の胸に迫りました。

(優しくしてやりてぇ…今までの分も、俺が)
「あっ…」
愛おしい気持ちが湧き上がって、頬から耳元にかけて軽く何度か口づけると、夫人はぴくんと震えました。
「ここ…気持ち良いですか?」
「…ん…なんだか、へんな感じ…」
「嫌?止めて欲しいですか?」
「いいえ…もっと、して欲しい…」
「そういうのを、『気持ち良い』って言うんですよ」
「…気持ち、いい…?」
「ええ。そして、もっとして欲しければ、そう言って下さると私は嬉しい」
「嬉しい、の…?」
「ええ。貴女が悦んで下さると、私も嬉しいのです」
「はい……んっ…あ、気持ちいいっ…もっと、して…あぁん!」
胸に口づけられ、先端を軽く噛まれて思わず上げてしまった嬌声に、夫人は真っ赤になりました。

「やだ!ごめんなさい、変な声が…」
「それも、嬉しい物なのですよ?変ではありません、貴女が感じている証拠です」
「かんじる…?これ、感じるって、言うの…?あ!やっ、あ、なにっ?」
「ここを触られるのも、初めてですか?」
「えっ…ええ」
秘所に触れてみるとそこは既に潤っており、男は夫人のその反応に内心ほくそ笑みました。

「こんなふうに、されたことなんて…あん!なんか、すごくへんっ……!そんな、ぬるぬるっ…あ、やっ」
「…嫌ですか?止める?」
「いいえ…いいえ、気持ち良いのっ…あ、ん、やめないでぇ…あ…」
「…クソ…可愛い…」
「え?かわいい…?あ!だめっ、だめですっ」
男がスカートを捲ってすっかり泥濘んだ秘所に顔を近付けようとすると、夫人はだらりと投げ出していた脚を、慌てて閉じようとしました。

「何故?」
「だって…汚いっ」
力の抜けた脚はあっけなく男に抑えられ、閉じることは叶いません。夫人は、ふるふると力無く首を振りました。

「汚くなど有るものですか。…ほら、綺麗だ…誰も見た事の無い花の様ですよ」
「あっ、だめぇ!…ぁん、あぁん!」
潤みを纏わせた指で襞を確かめる様に数度辿った後、男は内側にぬぷりと指を埋め、ぐちゅぐちゅと掻き混ぜました。
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