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夢の欠片(くすくす姫サイドストーリー)
第1章 前編
「あっ、あ、や、深っ…あ、あんっ、いくっ…いくぅ!」
「っ、クッソ、」
「んっ、んっ、あ、たおれ、ちゃう、ぅ」
「ん、ほら」
男は体勢を保てそうになくなって来た女を自分にもたれ掛からせて、揺すりました。

「あぁあ!またぁあ、またいっちゃうっ、いくのぉっ…!」
「こら、目ぇ開けろ」
「あっ、あ、サっ」
「ああ、俺だ」
目を開けて男を認めた女は、掠れた声で小さく男を呼んで、蕩けるように笑いました。

「ん、嬉しっ…顔、見ながら、いける、ね…っ…ん、は」
男は女の唇を舐め、傷付けないように柔々と喰んで、軽く吸いました。

「っは、ぁん…きもちい…あ、いいのぉ…」
「ああ…気持ち良い、な?」
「ぅんっ…ん、いっぱい、きもちいっ…ん、あ、またぁ、またいく、いき、そ…」
「良いぞ、イッて」
「あ、うん、んっ、あ…ふっ…ふぅ、ん…あっ、ぁん…」
ゆっくりと何度目かの頂を極めた女は、男を逃がさないと言うように締め付けました。

「あ…あ、すごい、きゅって…なっちゃ…!」
「すっげ…ヒク付きやが…っあ…出る…」
「ん、ちょうだい、出してっ、全部っ…あ」
女は自分の内側を男が汚すのを感じて、大きく震えて息を吐きました。

「ね…いっぱい、出た…?」
「ああ……すげー良かった…」
「私も…たくさん、いっちゃった…」
二人は寝台の上でじゃれ合いながら、子どものように笑い合いました。


「…そうだ」
しばらくそのまま触れ合っていましたが、男はふと立ち上がって机の引き出しを開け、何やら取り出しました。
「なあに?」
「もうすぐ、初めて会って一年経つ」
男は手に持った包みを開けて、中から出て来た箱の蓋を開けました。

「記念の贈り物だ」
「まあ…」
女はそっと手を伸ばし、入っていたものに細い指先で触れました。

「すごく、綺麗…」
「飾り櫛に似せて作らせた」
箱の中には、赤い石の嵌まった金細工の装飾品が入っておりました。飾り櫛と似た様な繊細な造りが随所に施され、派手派手しさはありませんが、控え目な、着けた人を引き立てそうな一式でした。物の分かる者が見れば一目で、かなりの価値の有るものだと分かったでしょう。

「ええ。まるで、お揃いみたいね…素敵…」
女はきらきらと輝く首飾りや足飾りを、うっとりと見つめました。
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