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夢の欠片(くすくす姫サイドストーリー)
第1章 前編
「…でも、残念だけど、頂けないわ」

首飾りも足環も、女が実家から持って来た飾り櫛と揃いの様に見えました。けれど、足環はこの地特有の物です。元の持ち物に似せて作ってあるとは言え、母の形見だと言い張るのは難しいでしょう。こっそり持ち帰れても、新しい物だと知れたら大変な事になってしまいます。

「分かってる。俺と二人で居る時だけ、これで飾らせて欲しい」
「…そんな…そんなの…良いの?」
「ああ。俺だけ見られりゃ十分だ」

男に頬に口づけられて、女はひっそり儚げに微笑みました。
「ありがとう、嬉しいわ。…着けて?」
男は頷いて、首飾りを手に取りました。そして、寝台に身を起こした女の背後に回り、首飾りを項で留めました。
「…綺麗ね…」
「よく似合う。ほら」
「あ…」
男は女を抱き下ろし、鏡の前に連れて行きました。

「見えるか?ここも、同じ様に赤ぇ」
「ん…っ」
男が背中の傷に触れない様に気を付けながら背後から手を伸ばし、首飾りを撫でてなだらかな膨らみを辿って胸の先を摘まむと、女は溜息を吐きました。
「ぁ、ん…ねぇ、足環も嵌めて…」
「座って」
「ん…」
男は腰掛けさせた女の足下に跪き、足首に口づけてから、そこに足環を嵌めました。

「ああ、良いな。…見えるか?」
「う、ん…んっ」
脚を触られ続けている女は、零れてしまう声を抑えながら、自分に嵌められている足飾りを見ました。
「見えるわ。とっても素敵!…あ!」
「お前の脚の一番奥と石と、どっちが赤ぇかなあ」
「っあ…だめぇ、どろどろ、っ…」
「そうだな。掻き出さねぇと」
「あ!あ、やだぁ、ぐちゃぐちゃしないでえ!」
「…ああ、お前にゃあ見え難いか。もっと開いたら見えそうか?」
「やっ、だ、あ」
「見えるか?」
「うぅん、ううん、」
「そうか…鏡で見たら、見えるかも知れねぇな?」
「きゃあん!」
男は自分が椅子に座って女を膝に抱き上げて、脚を大きく開かせました。

「ほら、こんなに赤ぇぞ?さっきまで擦ってたからなあ」
「やぁ、見せちゃやっ…あ、弄らないで、ぇ」
「…見ろ。お前がまた濡らすから、すげぇ光ってるぞ、ほら」
「あ、あ、あ」
男の膝に乗せられて足先が床から離れた女の脚は、何度か跳ねて宙を蹴りました。その度に足環がしゃらしゃらと忙しない音を立て、女の溢れさせた粘液を男の指が混ぜるぐちゅぐちゅと言う音に、混ざり合いました。
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