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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第5章 花火大会
「ハアッ、ハアッ……」と、肉棒の動きに合わせ、奈々は喘ぎ声を上げ始めた。
(奈々のやつ、お尻を回すのを忘れている。だけど、いつの間にかパンティは脱いでいるんだ)
 と野上であった。

 ベッドの上に横膝で座っている奈々は、あぐらをかいて座る野上の体にしがみついていた。
「すごくよかった。私、何回いったのか分からない」
 手を伸ばした奈々は、そう言って肉棒をしごき始めた。
(昨夜はふにゃっとしてたのに、また大きくなってる。もしかしたら浴衣のせい?)
「奈々のあそこって本当にいいんだよな」
 野上が見たとき、花火のせいなのか奈々の目はキラキラしていた。
 バイブを手にした野上は、
「あのさ、これ使っていい?」
 と、スイッチを入れた。
 くねるバイブを見て、「あぁいやらしい」と奈々は言った。肉棒をしごいている動きが早くなっている。
 甘えるような目を見せた奈々は、
「して? その後で使わせてあげる」
「じゃあ、次はこんなのはどう? 膝を曲げて、手羽先のように爪先までツンと伸ばすんだよ。俺の腰を、太ももとふくらはぎで抱え込むようにして。セクシーだろ?」
 奈々は、そのスタイルの想像がついた。くすくす笑った。
「あのから揚げにする手羽先? それ想像すると、ちょっと恥ずかしい」
(もう、普通に、爪先までツンと伸ばせって、言ってくれればいいのに)

 今夜の野上はパワフルである。彼女をベッドに転がし、太ももに触るだけで、仰向けになっている奈々は股を開いた。ついさっきまでセックスをしていたせいなのか、ヌルッと入った。
「あっ、気持ちいい」
 と奈々の声は、野上には可愛く聞こえた。
(普通に喋ると、奈々は遥の声に似ているよな)

 野上が突き込むロングストロークに合わせて、彼女の尻が回っている。
「奈々ちゃん、ほら、脚を手羽先のようにしてみて」
 太ももを開いて挿入されている奈々は、握った両手を口もとに当ててくすくす笑った。
「それ言っちゃだめ、だって恥ずかしい」
 野上は腰を前後させ続けている。乳首の尖った彼女の豊満な乳房は、弾力感のある揺れだった。
「そう? じゃあ連続技をしてみる? 奈々の太ももで俺の脇腹を抱くようにして、足首をクロスさせるんだよ。クロスならいい?」
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