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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第5章 花火大会
奈々は太ももを上げて彼の体に脚を回し、足首をクロスさせた。奈々は、自分の快感が増していくように思えた。
「ああ、私、何も分からなくなっちゃいそう、もっと、もっと動かして、ああ、すごくいい……」
(この態勢、疲れるんだよな。それにしても締まる性器だ──)
野上が、苦しい態勢でご奉仕をしているときである。
これまで以上に花火の音が鳴り響き、一斉に打ち上がり始めた。
「奈々、もうすぐ花火は終わるみたいだね」
「……だめ、動かすの止めちゃだめ、私、いっちゃいそう」
奈々はぐったりとしていた。
寝室は薄暗かった。
野上はバイブを手にしている。太ももに触れると、すぐに股が開いた。濡れているせいなのか、花びらの中にヌルッと入った。
スイッチが入ったとき、バイブはくねり、「ハアァァ……」と、奈々は声を上げ始めた。
奈々は爪先立ちで、さらに股を広げている。花びらの中にバイブが食い込んでいく。浮いた尻が、ねっとりと回り、彼女自ら尻を前後に動かし始めるのだった。
野上が楽しんでいるときである。
「お口にも入れて、してあげる」
奈々は正真正銘のどMだな、と彼女の顔をまたぐ野上なのであった。
遅い食事が始まっている。
「どう? 美味しい?」
「もちろんだよ、すごくうまい。それに手羽先もうまい」
「もう、いやらしい」
「そのいやらしいこと、このあとでする?」
「…………」
恥ずかしげな奈々は、黙って頷いている。
一方、花火大会から戻り、定義家の居間は賑やかだ。
「奈々さんは、そんなに可愛いのか?」
亜紀は言った。「そうなのよお爺ちゃん、話してあげたとおり、年は私たちより、ほんのちょっと上なんだけど……」
由香は続きを話し始めた。
「お父さんは今夜、同僚たちと飲み会だと言ってた。今度、奈々さんを晩ごはんに招待しようと思ってる」
健太は言った。「あの、それは……」
「健太、晩ごはんは私たちからのアシストだから。ね、絵里花ちゃん?」
「うん」
と、ニヤリとする絵里花なのである。
アパートでは、テーブルを囲む二人が話している。
「奈々、ワイン入れてあげようか」
「うん、少しだけ」
「で、あのスタイル、試してみる?」
「あっ、やっぱり恥ずかしい。私、クロスがいい……」
休日前夜、パワフルな夜はまだまだ続いてゆくに違いない。
(おわり)
「ああ、私、何も分からなくなっちゃいそう、もっと、もっと動かして、ああ、すごくいい……」
(この態勢、疲れるんだよな。それにしても締まる性器だ──)
野上が、苦しい態勢でご奉仕をしているときである。
これまで以上に花火の音が鳴り響き、一斉に打ち上がり始めた。
「奈々、もうすぐ花火は終わるみたいだね」
「……だめ、動かすの止めちゃだめ、私、いっちゃいそう」
奈々はぐったりとしていた。
寝室は薄暗かった。
野上はバイブを手にしている。太ももに触れると、すぐに股が開いた。濡れているせいなのか、花びらの中にヌルッと入った。
スイッチが入ったとき、バイブはくねり、「ハアァァ……」と、奈々は声を上げ始めた。
奈々は爪先立ちで、さらに股を広げている。花びらの中にバイブが食い込んでいく。浮いた尻が、ねっとりと回り、彼女自ら尻を前後に動かし始めるのだった。
野上が楽しんでいるときである。
「お口にも入れて、してあげる」
奈々は正真正銘のどMだな、と彼女の顔をまたぐ野上なのであった。
遅い食事が始まっている。
「どう? 美味しい?」
「もちろんだよ、すごくうまい。それに手羽先もうまい」
「もう、いやらしい」
「そのいやらしいこと、このあとでする?」
「…………」
恥ずかしげな奈々は、黙って頷いている。
一方、花火大会から戻り、定義家の居間は賑やかだ。
「奈々さんは、そんなに可愛いのか?」
亜紀は言った。「そうなのよお爺ちゃん、話してあげたとおり、年は私たちより、ほんのちょっと上なんだけど……」
由香は続きを話し始めた。
「お父さんは今夜、同僚たちと飲み会だと言ってた。今度、奈々さんを晩ごはんに招待しようと思ってる」
健太は言った。「あの、それは……」
「健太、晩ごはんは私たちからのアシストだから。ね、絵里花ちゃん?」
「うん」
と、ニヤリとする絵里花なのである。
アパートでは、テーブルを囲む二人が話している。
「奈々、ワイン入れてあげようか」
「うん、少しだけ」
「で、あのスタイル、試してみる?」
「あっ、やっぱり恥ずかしい。私、クロスがいい……」
休日前夜、パワフルな夜はまだまだ続いてゆくに違いない。
(おわり)