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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第3章 仕込む
 容姿からして、女性にもてる雰囲気は彼に感じられなかった。だが話し方は素朴で自分好みだった。体を許しても、浮気の心配はないように思えた。
 内気な感じの中島を見ていると、彼を自分のアパートに誘えばどうなるのかな、とそんな考えが芽生えた。
(裸になってベッドの上で太ももを開いてあげれば、中島さんは直ぐにその厚い唇で性器に吸いついてくる気がする。そのあとクリトリスからアナルまで舐められて、指を入れられる?)
 中島の目線を感じているだけで、バージンを奪われる光景が奈々に浮かんだ。
(仰向けに寝て脚を広げただけで、強引に入れられて、中島さんはお尻を前後に動かしてくると思う)
 尻を振り続ける彼を想像するだけで、性器がぬるぬる濡れ、熱くうずき始めるのが自分でも分かった。
 奈々は、コーヒーカップに口をつける中島を見て、その唇で乳首を強く吸われたいと思った。中島とセックスをしたくてたまらなくなった。
 店内には珈琲の香りが漂い、流れるウエストコードサウンドに混じり、どこからともなく聞こえるコーヒーカップの音と、人の話し声でざわついている。
 中島は相変わらずあまり喋らなかった。
 それでも別れ際、四人は間近に迫る花火大会で盛り上がり、浴衣の話しにもなった。そのとき奈々と中島は二人で会う約束をして、アドレスまで交換していた。
 だが翌日、ショップに野上が現れたときである。
 奈々は彼を一目見て、母と並んで写真に写っていた男だと分かった。そして野上を調べたあと、先輩には有りのままを説明して、中島には正直に断りのメールを送ったことだった。

 奈々は高校生のとき、両親と共に新築の家に引っ越した。
 母の荷物整理を手伝っているとき、奈々は野上の写真を偶然見つけた。そのときには見知らぬ男の写真に驚いた。だが数枚の中には、クラスメートらしき写真もあって、母が父と出会う以前のようだった。
 そのとき奈々は、湘南で撮られた彼の写真を、一枚だけ母に黙って持ちだした。自分が大人になったとき、彼との関係を母に聞いてみようと思ったからである。
 野上の写真は、高校生の奈々には刺激的だった。彼は筋肉質で背が高く、海水パンツのあそこは斜めに大きく膨らんでいた。リーゼントでちょっと不良っぽいのだが、日焼けをした顔でニヤリとしているところは、自分好みで誰よりも可愛いく思えた。
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