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竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第5章 正体不明の来訪者。レイプしたのは僕!?
 だが自分の肉体であっても動かす事ができないという事に真吾は気がついた。精神と肉体のパイプが遮断されているという状態なのか?
 ロボットのコックピットとはそこが違うなと真吾は思った。現在の状態のままでは要するに、内から外は見れても目線一つ動かせないという事――完全な拘束状態である。
 肉体を支配しているのは多分、流れからするとあの男の声――。
 まったく勝手な事をしてくれるなと真吾はイラ立った。
 あの声の正体はいったい何なんだ?
 目的はいったい――あ、大変だ!
 そんな事は熟考するまでもない。このままだと犯罪者になるじゃないか――!?

 ◆◇◆

 真吾の肉体を乗っ取った何かは、瞑っていた瞼をカッと開いた。
 ここでは取り合えず男と呼ぶ事にする。
 男は憑依が上手くいっているか確かめるように、指をわきわきと動かした。
 特にぎこちない様子も痺れた感覚もなく、指はすんなりと動く。寧ろ、肉体の隅々まで染み渡るように馴染んでいるとすら思える。
 何という同調《シンクロ》率だろう。
 これまで幾つかの身体に入ってきたが、ここまで己と同調する肉体ははじめてだ。まさかここまで合致がいいとは男も予想していなかった。
 幼い頃より確かに目は掛けてきたが、肉体どうこうではなく別の理由だ。
 このような逸材に巡り逢えるなど、限られた己の世界の中では特に奇跡に等しい確立だ。是が非でも実現させねばならない。
 これはその第一段階となる。
 ここまで合う肉体ならば終わるまでは保ってくれそうだし、それに久方ぶりに表に出たのだ。

「折角だから愉しませて貰うぞ……」

 腰に微かな痺れを感じて下半身の方へ目を向ける。
 肉槍を今も手に握り、モミモミと弄くっている彩夏。肉槍はずっと弄られていた所為か、既に逞しく隆起している。
 勃たせる手間が省ける……。
 男は舌なめずりをするように、唇を舐めた。
 覆いかぶさる彩夏の肩を男が掴み上げると、焦点の合わない虚ろな双眸が男を見つめた。

「ふん。飲んでもまだ戻らないようだな」

 舐めるように彩夏の肉体に、不躾な視線を満足そうにぶつけながら男が呟く。
 なかなかに美しい娘……乳も大きいし尻も綺麗だ。久方ぶりに愉しめそうな女じゃないかと、満悦の笑みを男は浮かべた。
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