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無防備な人妻
第13章 地獄からの解放
その日以来夫婦の関係はすっかり冷めてしまいました。
殆んど会話も無くなり、どちらもお互いを避けるような…
夫は毎日仕事が終われば真っ直ぐ家に帰る人でした。
毎月月末の金曜日に同僚と飲みに行く、それ以外の日は真っ直ぐ家に帰る人だったのです。
最近になり、帰る時間が遅い日が増えてきました。
夫は理由を言いませんし、私も敢えて聞きません。
夫の為に作った夕飯が無駄になることもあります。
こんな状況ですから、夫はあの一件以来私の身体に指一本触れません。
私は夫の心の支えも得られない事を実感し、告訴を取り下げる事に決めたのです。
もう終わらせる、私の中であの1ヶ月の出来事は無かった事にしたのです。
これからは、前を向いて強く生きて行く。
そう決めたのです。
殆んど会話も無くなり、どちらもお互いを避けるような…
夫は毎日仕事が終われば真っ直ぐ家に帰る人でした。
毎月月末の金曜日に同僚と飲みに行く、それ以外の日は真っ直ぐ家に帰る人だったのです。
最近になり、帰る時間が遅い日が増えてきました。
夫は理由を言いませんし、私も敢えて聞きません。
夫の為に作った夕飯が無駄になることもあります。
こんな状況ですから、夫はあの一件以来私の身体に指一本触れません。
私は夫の心の支えも得られない事を実感し、告訴を取り下げる事に決めたのです。
もう終わらせる、私の中であの1ヶ月の出来事は無かった事にしたのです。
これからは、前を向いて強く生きて行く。
そう決めたのです。