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第13章 地獄からの解放

噂は広がるものです。
隠しても隠しても、一つの綻びが徐々に大きくなって広がっていく。

近所のご主人数名には噂が伝わっているようです。
私を好奇の目で見てきます。

「この奥さんか男達にいいように弄ばれたのは」
「これだけいい身体してりゃあ男達に狙われてもしょうがねえな」
「その男達、上手いことやりやがったな」
話し声が聞こえてきそうです。

そして、噂には尾ひれが付くもの…
「最初はレイプだったそうだが、その後は奥さんの方から誘っていたそうだ」
「奥さんに誘われてたのは、三人だけじゃ無かったそうだ」
「奥さんは今でも荒々しいセックスが忘れられず、今では誘われれば誰とでも寝るそうだ」

私はそんな尾ひれの付いた噂を信じ込んでいる、ご主人達の好奇な目にも耐えなければならないのです。

ご主人達の目は、三人組の目と同じ目をしてます。女にかつえたような目…
「誘って断られないなら、一度お願いしてみようか…」

私は外出を控えるようになりました。