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息子の同級生の巨根~夏奈子・38歳~
第4章 夫の浮気
一連の事を思い出し、夏奈子は一気にワインを飲み干した。自分がこんなに疑がり深い女だったのかと思うとほとほと嫌な思いがした。
夏奈子は元来、明るくサバサバした性格だ。細かいことを気にしないし、近所でも周りの人間に好印象を持たれる。優希の学校でもPTAの役員を率先して務めたりしている。
そんな自分にこういう人を、しかもずっと信頼してきた夫を疑い続けるという一面があるなんて…夏奈子のイライラは増すばかりだ。
そしてそのイライラを増長させたもう一人の張本人、ショウにも怨嗟の念を送った。
『おばさんの水着姿、見せてよ。それが交換条件』
(あんな生意気なこと言って…動揺させられた自分にも腹が立つ…)
ただそのとき、もうひとつ一瞬頭に過ることがあった。ショウのペニスのことである。
本当にそんなに大きいのだろうか?
夏奈子は自分の考えていることにハッとした。
(私ったら…本当に子ども相手に何を考えてるの…)
だがその一方で、さっき自分を翻弄したショウにちょっとした仕返しをしたい気持ちもあった。
夏奈子は空になったグラスをじっと見つめた。
そして、再び夫・信太郎の顔がよぎった。
夏奈子は立ち上がり、廊下の方へ向かって歩き出した。
夏奈子は元来、明るくサバサバした性格だ。細かいことを気にしないし、近所でも周りの人間に好印象を持たれる。優希の学校でもPTAの役員を率先して務めたりしている。
そんな自分にこういう人を、しかもずっと信頼してきた夫を疑い続けるという一面があるなんて…夏奈子のイライラは増すばかりだ。
そしてそのイライラを増長させたもう一人の張本人、ショウにも怨嗟の念を送った。
『おばさんの水着姿、見せてよ。それが交換条件』
(あんな生意気なこと言って…動揺させられた自分にも腹が立つ…)
ただそのとき、もうひとつ一瞬頭に過ることがあった。ショウのペニスのことである。
本当にそんなに大きいのだろうか?
夏奈子は自分の考えていることにハッとした。
(私ったら…本当に子ども相手に何を考えてるの…)
だがその一方で、さっき自分を翻弄したショウにちょっとした仕返しをしたい気持ちもあった。
夏奈子は空になったグラスをじっと見つめた。
そして、再び夫・信太郎の顔がよぎった。
夏奈子は立ち上がり、廊下の方へ向かって歩き出した。