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息子の同級生の巨根~夏奈子・38歳~
第6章 交換条件の約束
夏奈子がリビングのソファに座りテレビを観ていると、ショウが機嫌良さそうな顔でタオルで頭を拭きながら入って来た。

「どう? びっくりした? マジでデカかったでしょ?」

勝ち誇ったようなショウの顔が腹立たしいが夏奈子は、
「うん、びっくりしちゃったよ」
と正直に答えた。
ショウは夏奈子の言葉に物足りなさそうにしたが、もうひとつのソファに座り同じようにテレビを観始めた。

何事も無かったような素振りを見せた夏奈子であったが心中は穏やかでは無かった。
さきほど見たショウの子供のモノとは思えない驚愕の男性器が目に焼き付いて頭から離れない。一瞬しか見ていないのにその印象は強烈だった。

夏奈子は見たままを思い出して
(何センチくらいあっただろう?…)
とか
(普通の状態であの大きさなのだから勃起したらどこまで大きくなるんだろう?)
などと内心、想像しながらは悶々としていた。

「…ねえ?…ねえったら…」
夏奈子はショウの呼びかけにハッとした。
「俺の話…聞いてた?」
ショウに問いかけられたが、まったく夏奈子には聞こえていなかった。どうやらぼーっとしている間に話しかけられていたのに気が付かなかったようだ。
「ごめん…聞いてなかった…何の話…?」
夏奈子は冷静さを取り戻すように髪をかき上げショウの方を向いた。

「交換条件。さっきの交換条件の話だよ」
「交換条件…?」
「自分だけずるいじゃない? 俺のチ○コ見てさ? 俺にも見せてよ」
「見せるって…何を?」
「そんなの水着姿に決まってるじゃん。交換条件の約束だよ」

夏奈子はまさかまたそのことを問い詰められるとは思っていなかった。だが、確かに一方的にショウのペ○スを見てしまったのは事実だ。しかし…。

「さっきも言ったけど、そんな交換条件、飲むわけないでしょ? いい加減になさい」

夏奈子の返答にショウはムッとした表情を見せた。
「なんだよ、大人のくせに。卑怯者…」
夏奈子は『卑怯者』と言う言葉に少し反応してしまった。続けざまにショウは言い放った。
「ほんとはさっきも俺のチンコ見たくて、わざとやったんじゃないの?」
今度は夏奈子の方がむったした表情で
「そんなわけないでしょ、あんたのなんてわざとみるわけないじゃない」
と言い返した。

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