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保健体育の授業
第3章 幸福な悪夢


今日は何やら怪我人や体調不良者が

とても多くバタバタしていた。


熱が出て自宅に帰る生徒の

母親が迎えにきたところで

やっと保健室に人がいなくなり

ホッと一息ついた。



けれど4時間目が始まって間もなく

バタバタと廊下を走る音が聞こえ

ガチャッとドアが開いて

そこにいたのは広大だった。



『ど…どうしたの?

そんな息切らせて。』



あの日以来、広大の姿を見ると

あのキスを思いだし少し疼いてしまう。



『先生…顔赤いよ?』



大きな手で頬を包むと

腰をかがめて私の顔の高さに合わせると



『キス…したくなっちゃった?』



と真剣な眼差しで見つめてくる。


口数の少ない広大が

イヤらしいことを言うことに

私は下半身がじわりとしたのを感じた。



『…っそ、そうじゃなくて!』



我に返り手を払ってもう一度

何が起きたのか聞き直すと

李久が体育の授業中に怪我をしたから

体育館まで見に来てほしい、

と言うことだった。



男の子で自分で動けないほど

重症なのかと心配になり

すぐに救急車を呼べるように

携帯と応急措置セットを持ち

急いで体育館へ走った。





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