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保健体育の授業
第3章 幸福な悪夢
『…先生…さっきパンツ見えてたよ。
それとも見せてたの?』
李久がニヤケながら聞いてきた。
そんなことは気付いていなかった私は
『…っ!?そっ!そういうことは
早く教えてよ!』
『えーだってもったいないじゃん?』
笑ってごまかしている李久の隣で
広大は無表情だった。
保健室につくとベッドに李久を座らせ
足をアイシングさせた。
『このまま次の授業まで様子見てね。』
『うん、わかった。』
振り返ろうとしたとき広大が
ベッドの周りのカーテンをシャッと閉め
私の両手をとるとぐるっと回転させた。
手をベッドにつかされて
目の前には李久の顔がある。
『ちょっ…なっなんなの!?』
『先生…昨日の柏木とのセックス…
気持ち良さそうだったね…』
『何言ってるの!?
そんなの知らない、離して!』
力を入れても広大はやはり
ピクリともしない。