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保健体育の授業
第4章 大事件の発生


学校では全校集会も開かれ

黙祷を柏木先生に捧げた。






李久が学校に来ていない


そう耳にしたのは葬儀を終えて

1週間後だった。



広大が保健室に入ってきて

私は広大の今回のテストの結果を

言われるんだと思っていたけれど

大間違いで広大の話を聞き

自分が恥ずかしくなった。






広大は李久の話をしに来たのだ。




『柏木…あいつがいたから

李久は生きてんだ。


李久は一時期荒れに荒れてた。

俺もどうしようもないくらい。


あいつの…李久の親…

高1の時、親父が暴力事件起こして

逮捕されたんだ。

だけど母親は男作って逃げてさ。


あいつの親父、相当借金もあって

1人でどうにかしようとしてて。


バイトも3つくらい掛け持ちして

寝る暇もなく働いてたけど

学費もあったし額が額だから

払えるわけなくて。


取り立てのやつらに連れてかれそうになって。


でもその時俺らの担任が柏木で

たまたま俺と柏木の二人で

李久の様子見に行った時だったから

連れてかれずにすんだ。


柏木が動いてくれて借金も

父親がちゃんと払うことになったし

李久はしばらく柏木に世話してもらう

ってことになったんだ。』





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