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ボクは今日も『リカ』になる
第9章 【芳 side】3
唇にマサ君のそれを感じたのはほんの僅かな間で、恋人同士の甘い口づけとは程遠い、軽い挨拶のようなキスだった。
気を使ってくれてるのは分かるけど、私は顔が離れても目を開けず口を尖らせてキスの続行を促した。
恐る恐るといった感じで再び重なった唇は今度はすぐに離れることなく、私が震えていないことが分かると舌を絡ませるディープなキスへと変化する。
「ん…ッ…ふぁ…」
初めて受け身で、強く抱き締められて交わす口づけは私の脳を甘く痺れさせた。
気を使ってくれてるのは分かるけど、私は顔が離れても目を開けず口を尖らせてキスの続行を促した。
恐る恐るといった感じで再び重なった唇は今度はすぐに離れることなく、私が震えていないことが分かると舌を絡ませるディープなキスへと変化する。
「ん…ッ…ふぁ…」
初めて受け身で、強く抱き締められて交わす口づけは私の脳を甘く痺れさせた。