この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Dangerous Man
第13章 化
腹に出した飛沫を見ながら
あっ顔に出したかったのに…
そんな事を思いながら着替えた。
『もぉ来るなら言ってよ』
ティッシュで拭きながら彼女は言う。
『…来ちゃった♡』
『遅いっ!』
そう言って俺の背中を叩いた。
…!入れたばかりのタトゥに響く。
涙目になりながら
『しばくなやぁ…
会いたかってんもん…』
そう言ってみた。
『やだ!そんな目せんでよ!
ごめん来てくれて嬉しいよ!』
慌てる彼女にキスをした。
『俺も会えて嬉しい』
笑顔で見る。
『酔ってるやろ?』
『……バレた?』
『お酒の匂いめっちゃする』
嫌そうな顔すな!
そのまま舌を絡め唇を軽く噛んでやった。
『もうアツシ無しじゃ生きてけない…』
そう言って
赤くなった彼女をみて俺は満足した。
『んじゃまた来るなぁ』
そのまま彼女の家を後にした。