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Dangerous Man
第14章 夢
『…そんなにいい子じゃないよ?』
身体を寄せてくる。
あぁ貞操概念緩めの子か…
大好物。
カラオケに移動する。
ジュンとマオはそれぞれの女の子の
肩を組んだり腰を抱いたりしている。
『行くか』
そう言ってマリを見ると
足元がふらついていた。
『大丈夫か?』
彼女の前に屈み、そっと手を取る。
『ん。ありがとう。
大丈夫やと思ってたけど足にキてるわ』
照れたように笑う。
『んならこのまま2人で消えるか』
そう言って彼女の肩を抱きカラオケとは
逆方向に足を向けた。
簡単にホテルまで着いてきた彼女は
目が据わっていて先程までの
シッカリした雰囲気がない。
ソファに座らせ備え付けの冷蔵庫から
水のペットボトルを取り出し渡した。