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Dangerous Man
第15章 躾
『中華まん食べたい』
『まぁ…そだよね』
そんな会話をして
約束を取り付け電話を切った。
木曜日
彼女の家に向かって車を走らせる。
天気は快晴。
なんだか気分も上がる。
マンションの下に
車を付けると彼女は既に待っていた。
『悪い待たせたか?』
乗り込む彼女に向かって軽く謝る。
『ううん。
楽しみすぎて早めに降りてきた』
笑顔でそう言って俺を見る。
『…これ……』
俺の首元を撫でる。
『ん?
…あぁリナ付けてくれてるし、
俺も買い取って付けた』
2人お揃いのフェザーネックレス。
『お揃い?めっちゃ嬉しい!』
そう言って抱きついてきた。