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Dangerous Man
第15章 躾
微笑んで
彼女の頭を撫でながら軽く口付ける。
『ほないこか!』
アクセルを踏みこむ。
『そういやちょっと
行きたいとこあんねん。』
彼女に話しかける。
『うん。どこ?買い物?』
『秘密』
笑って車を走らせた。
到着した目的地は
神戸アニマル王国
ゲートの前でキョトンとする彼女。
『リナ、動物嫌い?
俺めっちゃ好きなんやけど』
そう言って彼女の顔を覗きこむ。
『…ううん!めっちゃ好き!
アツシ興味ないと思ってたから
ビックリした!』
笑顔になって返事をする。
彼女の手を引き入場ゲートに入る。
財布を出そうと鞄を開ける彼女に
『別にええよ』
そう言って俺が払った。
目を丸くして俺を見る。