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Dangerous Man
第17章 嫌
シュージは仕事覚えが早かった。
テキパキと仕事を片付けていく。
『アツシ!これ早くやっといて!』
『おー…』
店乗っ取られるんちゃう?不安になる。
しかも奴は人懐っこい。
工房の人間とあっという間に距離を縮め。
可愛いがられる。
俺…必要…?
少し感じる疎外感。
『アツシちょっと話があるからこっち来て』
アイが作業部屋を覗く。
俺を必要としてくれるんは、お前だけや。
そう思いながら事務室へ行った。
『どした?』
俺が部屋に入ると
いきなり抱き締められる。
『…?なんや?』
頭を撫でながら優しく聞いた。
『キスしたい…。』
それだけ言って口付けてきた。