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第18章 喜

『大じょーぶ。』

大丈夫じゃない…
夜のお散歩を諦めてサッサとホテルに入る。

彼女をソファに座らせようと
寄りかかるとそのまま俺の首に腕を回した。

『アイ…水でも飲むか？』

そう言う俺に
フルフルと頭を振り、キスをしてきた。

彼女に舌を絡め取られる。

『…はぁ…ぅん』

仕掛けて来たくせに甘いため息をもらす。

唇を離しペロッと舌舐めずりをした。

『ベッド行きたい…』

彼女はそう言って抱き着いてきた。

そのままベッドに寝かせると
噛み付くようなキスをしてくる。

キスに夢中な彼女に
イタズラ心が湧いてきた。

背中をそっと指で撫でる。

『はぁっん！』