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Dangerous Man
第22章 癒
悩んで髪をわしゃわしゃと掻く。
そんな俺を見ていたジュンが
『お前偉い前髪伸びたんちゃう?』
そう言って俺の前髪を指す。
…そういやずっと放ったらかしやったな
そう思いながら引き出しの中から
手鏡をだし覗いた。
いつの間にやら顎まで前髪は伸びている。
『…おー…後ろから見たら女みたいやん?』
そう言ってジュンを見る
『そんなゴツイ女どこおんねん。キショい』
ひどい…毛先を弄りながら
『ジュンく〜ん♡』
そう言ってジュンの膝に跨る。
『やめーやっ!マジでキモイ!!』
俺を押し退けようとするが
同じ男だ…力では負けたくない
2人で対面座位のまま戯れる。