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第5章 金

『そっか…お疲れ様』

そう言って頬にキスをする。

『遅れたお詫びに
シュークリーム買ってきた。
一緒に食べよや』

箱を見せると嬉しそうな笑みを浮かべ
コーヒーを入れ始めた。

部屋に入り敷かれたラグの上に座る。
カップを2つ持って入ってきた。

シュークリームを食べまったりする。
悪くない時間。

そんな風に思っていると
俺の肩に頭を置き甘え始める。

この女のパターンだ。

優しく頬を撫で甘くキスをする。

唇を離すと
照れたように笑って俺の手を引いて
ベッドに連れてくる。

ゆっくりとキスを落としていく
耳を甘く噛み。

首にキスをする。

決して痕は残さない。

小ぶりな胸ををそっと包み込むように撫でる