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Dangerous Man
第6章 縁
…仕方ない家賃分だけでも働くか
そう思って求人誌をめくって気が付いた。
あの子の名刺何処やったっけ?
財布から見つけ出し連絡を入れる。
Prrrr
『…はい』
『俺、アツシやけど』
『あぁ!どないした?』
『シルバーの店したいねんけど』
『おっけーならまずは形から入ろ!』
そう言って3日後には工房を探し出し
俺の居場所が出来た。
個人のショップ経営者にノウハウを学び
地元の友達達を雇用した。
給料を出してくれるのはナツだけど…
右も左も分からない俺達に
ナツとナツの友達達も色々教えてくれた。
不思議な縁もあるもんだ…。
いい加減な俺の性格もたまには役に立つ
そう自画自賛した。