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Dangerous Man
第7章 命
仕事を終え真っ直ぐミクの家へ向かう。
電話では話しにくい事だろうか?
" あんまりエグい事してると罰が当たるで "
ユーヤの言葉を思い出す。
ややなぁ行きたくない。
足取りは重くなる。
それでも見えてくる彼女の家。
少し大きい
オートロック付きのマンション。
流石風俗嬢儲けるんやなぁ。
そんな事を思いながら
部屋番号を打ち込み呼び出しを押す。
ガチャ
受話器の上がる音がする。
『玄関開いてるからそのまま入ってきて』
何だか冷たい言い草に
あ〜飽きられたか?そんな予感がする。
彼女の部屋まで上がるエレベーター
このまま止まってくれへんかな。
そんな期待をする。